こんばんは。スタポルテです。
「マルチグローブ」という、介助する側が腕にはめ、介助される側の身体の下に差し込みむことで、ベッド上などでの移動介助をやりやすくする手袋があります。
仕組みはいたってシンプルですが、介助する側にも、される側にもやさしい福祉用具です。
今日、デイのご利用者に試してみました。
といっても、ベッドに寝ているときではなく、送迎車に乗るときに、です。
この方は(重度の左片麻痺で、車いすで過ごされています)、月から金まで毎日どこかのデイサービスかデイケアを利用されているのですが、たぶん他のどの施設も福祉車両での送迎で、車いすのまま乗車されます。
ただ、うちのデイは普通車なので、いつも介助して座席に乗ってもらい、車いすはたたんでトランクに積んでいるんですね。
で、いつも何とか乗ってもらうのですが、座席にお尻をおろしたあと、そこから座席にしっかりと深く乗ってもらうまでのほんの数センチの移動が、麻痺していないほうの手足もあまりうまく使えないので、結構難しかったんです。
そこで、マルチグローブの出番。
お尻の下にグローブをはめた手を入れるところまではすんなり。
さすがマルチグローブっ!
と思ったのもここまで。
寝ている人とは違って上半身の重みがずっしりとお尻にかかっているためか、そこからの移動はひと苦労。
試行錯誤しながら、体験会に向けて知ったことを、普段の仕事でどう活用できるか、考える日々です。
やり方悪かったんかな。。
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